プログラミングをするためにはプログラミング言語を学習しなければならない。プログラミング言語はたくさんあるが、中でもよく耳にするのはJavaではないだろうか。
JavaはMacやWindows、Linux、Androidなど、OSを問わないプログラミング言語として知られている。開発効率がよく、さらには処理速度も速く安定しており、需要が高いプログラミング言語だ。

Javaが使われている身近な場所としては、金融系などの大規模なシステムが挙げられる。「オブジェクト指向(プログラムを物として考える)」が取り入れられており、プログラムをパーツごとに開発して組み立てることができるため、大人数で開発して、修正もパーツごとに行えるからだ。「意図したように動くこと」「壊れにくい構造」であることを重視している面から安定性に優れており、セキュリティ面でも秀でている。

処理速度が速いのは、命令実行の際にコンピュータが処理できる言語に書き換える必要があるインタプリタ型言語ではなく、その必要がないコンパイラ型言語を使用しているためだ。また、C言語などにはない「ガベージコレクション機能」が標準装備されているため、不要なメモリの処理に煩わされずに済むのも特徴である。
開発においては、流用性のある既存プログラムが提供されている「ライブラリ」が豊富なため、新しくソフトを開発するときにライブラリから着手できるのも良質な特徴の1つだろう。

習得に関しては、C言語といった他のプログラミング言語よりも比較的に習得しやすいことに加え、多くのシーンでエンジニアが利用するため日本語書籍やネット上の情報が豊富なことから、独学でも学びやすいプログラミング言語といわれている。